ASEEDONCLOUD / Handwerker 受注会

ASEEDONCLOUD / Handwerker 受注会

私はこのブランドを毎シーズン
ショートムービーを観るような、短編小説を読むような
そんな感覚で楽しみにしている

多くのブランドは、デザイナーの中にあるテーマに添った洋服が製作される
一方でこのブランドは毎回ひとつの物語を想像し
その中に登場する個性豊かな登場人物たちが着用する洋服が製作される

もちろんスタートはデザイナーの意思であるものの
物語がうまれたあとは、デザイナーの思惑というよりも
登場人物たちが必要とする服は何か。
そんな視点からデザインが決まっていくように感じる

その人物がどんな生活をしているのか。
どんな仕事をして、どんな時間を過ごしているのか。
その"生活の具体性"が、服の形や素材選びに反映されていることが
私が思う、このブランドの面白いところだ


そして生地選びも特徴的で、多くのブランドは
生地や縫製への凝り方をひとつの目的とするが

(私の勝手な想像だが)このブランドの場合
「この人物の生活には、この生地が必要だ」
そんな遊び心とこだわりが目的になっているように感じる

そのため多くの文献を調べたり、専門家の話を聞くといった
丁寧な積み重ねをおこない
物語の完成度にこだわった結果として
驚くほど凝った生地、縫製になっているのではないだろうか。

素材や仕様に”理由がある”ということ
背景にある考え方やプロセスにユーモアがあること

その視点に触れると、服を見る時の解像度が少し変わる。
このブランドの魅力は、まさにその部分にあると感じている。



HandwerkerはASEEDONCLOUDから派生したブランド。
ASEEDONCLOUDは物語の登場人物だが、こちらは実在する人達。

これまでに活版印刷の工房を営むグラフィックデザイナー
左官職人、建築家、植物研究科、花屋店主、雑誌編集長など
様々な人たちと直接意見を交わし
その人たちにとってベストな洋服を製作してきた。

様々な道具を扱う仕事や、同じような動きを繰り返す作業
そういった中で必要になる形がそのまま洋服に反映されている。
ポケットの位置や形も、見せ方というよりも
動きに合わせて設計されていたり、耐久性が考えられていたり

空想ではないぶん、イメージが出来る事が多く
機能性や普遍性を感じる事が出来ると同時に
仕事や、ひいては生活のリアルを感じることが出来るため
人が何に関わり。何を繰り返し、どのように日々を形づくっているのかを
ASEEDONCLOUDとは違った視点で表現しているように感じる。



ASEEDONCLOUDとHandwerker、双方をお取り扱いさせて頂くなかで思うことがある。
どちらのブランドにも共通するのは「人の生活への敬意」があるのではないか。

通常のブランドは世界観を表現として意識するように感じるが
この両ブランドが意識するのは、意図的に作り込まれた世界観ではなく
人と人、人と自然、人と時間なのではないか。
そのあいだに生まれる関係性が結果として世界観となり
つまりは、その関係性を衣服として表現しているブランドのように思える。

物語と現実、どちらにも世界は広がり、そのどちらにも人々の生活がある。

もちろんファッションブランドではあるが、他とは違った優しさやユーモアを強く感じる。


さて、前置きが長くなりましたが

【4/10(金)~4/13(月)】の4日間限定で
ASEEDONCLOUD / Handwerkerの26AWアイテムの受注会を行います。

前回開催したのはもう何年前でしょうか。それくらい久し振りの開催となります。
4/11(土)は終日、ブランドに初期から携わっているStaffさんが在店して下さいます。
直接様々な説明が聞ける貴重な機会となりますので、この機会をお見逃しなく。

そして同日4/11(土)は、子飼商店街からfasolaさんがお越し下さり
店頭でCoffeeと焼き菓子を販売してくれます。
*こちらは17:00までとなりますのでご注意下さい。


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ASEEDONCLOUD  - 26AW  STORY    "Okunensha" -

ある車掌さんのもとには
毎年冬支度をするタイミングに何通もの手紙が届く
その手紙の内容は送り主の思い出を綴ったものばかり
彼女は手紙を受け取ると行先と日取りを決め
当日の切符をそれぞれの送り主に送る

彼女が運転する列車は憶念車と呼ばれ
一年間を記憶に残して次の一年を迎える目的として
年に数回沢山の人を乗せ走っている
乗客たちは他者の思い出の地を巡りながら
忘れかけた過去の記憶に出会い
自身の思い出の地を巡り一年を振り返る


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*受注アイテムは秋冬アイテムとなり、お渡しはそのシーズンとなります。
*アイテムによって到着日時が違いますので、店頭にてご確認下さい。
*手付金(内金)として総額の20%を頂き、アイテムお渡し時に残金のお支払いとなります。(各種カード、QR決済可能)
*いかなる理由がありましても返品、交換はお受けできません。
その他気になる点などは店頭にてご質問下さい。


滅多にない機会、九州では当店だけの企画となります。
ご本人だけはもちろん、ご友人、パートナー、ご家族とお誘い合わせのうえお気軽にお立ち寄りください。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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